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長谷川等伯展

<527回>

長谷川等伯展も今日までと云うことで、東京国立博物館へと行くこととした。行きは歩き。途中、普門山全生庵の桜はちらほらと咲き始めていた。谷中墓地、上野公園の桜はもう間もなくと行ったところかな。展示場入口では40分待ちだったが、なかはさほどに混んではいなかった。水墨画時代、松林図の世界を展示した第ニ展示場は余裕で見ることが出来た。これだけの展示はやはり見逃せない。十分に堪能した。

微細さ、幽玄さ、そして空白、その組み合わせがなんとも言えない雰囲気を醸し出す「松林図屏風」、「月夜松林図屏風」は確かに代表作。「竹鶴図屏風」の鶴や「烏鷺図屏風」の鷺など生き物の描写も巧みである。「松に秋草図屏風」、「萩芒図屏風」や「烏鷺図屏風」の烏の構図などを見ていると、琳派へも相当の影響を与えたのだろうと思わず考えてしまう。なお、「花鳥図屏風」は本展示会にかかわる作品調査で長谷川等伯の真筆であることが分った作品だそうだ。それにしても、「禅宗祖師図襖」の中ほどに今風の顔の少年(?)が描かれているのは興味深い。「達磨図」などとは大違い。

<「烏鷺図屏風」>

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<東京国立博物館、上野公園の桜など>

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