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彷徨える艦隊5

<517回>

一昨日聞いたのだが、昨年の映画の興行収入は前年比プラス2%だそうだ(映像パッケージ商品売上は前年比▲5%、いずれも11月までの速報値)。2~3本大当りしたものがあると、こうなるのだが、ちょっと実感とは違う。全般的には酷い状況だと言う人が多い。そんな中、「人気作家・西尾維新原作アニメ『刀語』全話のシナリオが流出」したそうだ。なんだかなァ。物事悪くなると、全て可笑しな方向へと向かうことがある。It is hard to soar with eagles when you work with pigeons like turkeys. Jack Campbell の「THE  LOST FLEET(彷徨える艦隊)」にもよく出てくる「政治家の欲と野望に対する不信感」は、今の日本に通じるところがありますな。

Campbell01 ということで、「THE  LOST FLEET:RELENTLESS(彷徨える艦隊5 戦艦リレントレス)」(月岡小穂訳、2010年1月15日発行、ハヤカワ文庫)でも紹介することに致しましょう。本作品を主体的に紹介するのは初めて。なんせ、次回作が完結篇だそうなので、ここらでちゃんと紹介しておこうと思う次第なのでありました。彷徨える艦隊も漸く星系同盟(アライアンス)宙域へと近づきました。とは言え、未だ惑星連合(シンディック)宙域。

現在、ディワラ星系。ヘラダオ星系、アタリア星系などを通過すれば、アライアンス宙域のヴァランダル星系へと帰還できるところまで来た。なお残るシンディック艦隊の脅威、アライアンス艦隊内部の裏切り、そしてハイパーネット・ゲート崩壊の恐怖などを掻い潜り、無時、“ブラック・ジャック・ギアリー”ことジョン・ギアリー大佐・艦隊司令長官は生還を果たすことができるのか。また、生還した後の問題もギアリーに大きく圧し掛かってくるのだが、もう一つの悩みの種、ギアリーを巡るターニャ・デシャーニ艦長とビクトリア・リオーネ副大統領との鞘当てはどうなるのか。

さて、いよいよ次回は最終巻。どのような展開が待ち受けているのか楽しみです。

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