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雑感

<520回>

降り注ぐ日の光がとても暖かい。眩しくて目を開けていることすら難しい。読み掛けの本はそのままに散歩に出たのはいいが、それでも気分がすっきりしない。短編集「へリックスの孤児」はあと1篇、「私の家では何も起こらない」は三分の一が残っている。「アルサラスの贖罪」に到っては数頁しか読んでいない。何だか読む気がしない。こんなことは滅多にないのだが、どうしても前に進むことができない。こんなときは本の紹介も気乗りしないし、某誌に頼まれた雑用もしたくない。ましてや本業なんぞ言うまでもない。

どうも世の中が変だ。多くの日本人がそう思っているのではないだろうか。そんな感情が至る所に漂って圧し掛かっているのかもしれない。今行われている名護市長選、誰もが国政に影響を与えるであろうことは必然だと思っている。しかも、これは主客顛倒的な状態だと理論的には思っている。言論を踏み躙りそうな人物が民主と云う名の党の実質的支配者だとかなり多くの人が思っている。また、表面上の党首は地球人じゃないとまで言われている。しかも、事件にまでなっているのに、その党の誰もが口を閉ざし、同じ穴の狢だった野党は不甲斐無い。話は日本に留まらない。いやはや、こんな破滅的近未来シナリオを見せられたら、SF、ファンタジー、幻想小説なんて読む気が失せる。正直言って。

珍しく本を読む気がしない言い訳でした。

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