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アルサラスの贖罪 1・2

<512回>

「魔法の国ザンス20 魔王とひとしずくの涙」が出ていた。「魔法の国ザンス19 女悪魔の任務」が今年の2月発行だった。1年以上間が空くことが多いので、結構早い。もう20回だもんな。24年間で20冊。楽しませてもらってるなァ。Piers Anthonyは75才。長生きしてもらいたいものだ。今日ご紹介する作品の作家David Eddings & Leigh Eddingsはお二人とも亡くなっている。夫のDavid Eddingsが今年の6月だそうだ(77才)。妻のLeigh Eddingsは2007年に亡くなっている。最後の未訳長編ファンタジー、今日は軽くご紹介。

Althalus01_2 「THE REDEMPTION OF ALTHALUS(アルサラスの贖罪)」は、「1.黒猫の家」(宇佐川晶子訳、2009年9月15日発行、ハヤカワ文庫)、「2.女王と軍人」(2009年11月15日発行)、「3.善と悪の決戦」(来年1月発行予定)の全3巻となっている。驚異的な強運を持つ泥棒アルサラス。「幸運の女神はどうやらアルサラスに惚れ込んでいるらしかった」が、どうも、その運に見放され、<世界の果ての家>へとやってきた。そこで出会った猫エメラルド。さてはて、アルサラスはどうなるか。2500年もの間、<本>を読み、その後に仲間を集めに旅に出た。まァ、もう少し詳しいお話は、3巻目が出た後で紹介することと致しましょう。「飲まずにいられる飲んべえなんて会ったことがないぞ」(アルサラスの贖罪2より)なんてね。泥棒家業の与太話か神々の戯れか、読んでみなけりゃ分らない。


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