へリックスの孤児

<525回>

何だか日本の政治も終わったような気がするな。「犯罪より反党行為に厳しく」(3/3付時事)なんてことを首相が言っちゃうなんて。中国ですら、こんな直截な表現は使わないよな。映画の世界ならいざ知らず、誰かのアバター宇宙人(?)が首相じゃねぇ。あ~ァ、国民が悪いんでしょうね。うんざりしたところで、今日はやっとアバターを観て参りました。いや、映画の世界が大きく変わる3D作品が出てきたと云うことでしょうね。まァ、そんなこんなで(訳が分らないでしょうが、笑)、今日はDan Simmonsの「WORLDS ENOUGH & TIME(へリックスの孤児)」(酒井昭伸、嶋田洋一訳、2009年12月25日発行、ハヤカワ文庫)でも紹介致しましょう。「われわれ(作家たち)の想像力が、夢が、恐怖が作り出したイメージを(映画やテレビが)再現する」(括弧内はdawnが付加)なんてDan Simmonsが述べている。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

オペレーション・アーク3

<524回>

チリの巨大地震による津波が間もなく日本にも来る。被害が出ないことを祈ろう。先ほどまで、フィギュア・スケートのエギジビションなんぞ呑気に観ていたが、交通機関も運転見合わせしているところも多いようだ。そろそろなので、暫く中断。被害が出ないことを祈ろう。

現状では災害は起きていないようだ。続きを書くこととしよう。津波の話が出たのでと云う訳ではありません。海が舞台の物語ではありますが、たまたまなのです。紹介するは、David Weberの「OFF ARMAGEDDON REEF(セーフホールド戦史 オペレーション・アーク3)」(矢口悟訳、2010年2月25日発行、ハヤカワ文庫)。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

私の家では何も起こらない

<523回>

好い日和。あまりに多い団体での散策者たち。人には無関心。一人で歩いている私は透明人間になったのか。ぶつからないように避けながら進む。何やら寂寥とした空間が広がる。散歩も早々に切り上げたくなった。人は何を求めて団体で歩くのか。私には理解できない。などと思いながら歩いていたら、分り易いものに出逢った。僕はご主人様を待っている(下に写真有)。「散歩の時間なんだぞ」、何も言わずに喋る犬。無味乾燥な人間達より雄弁なのかもしれません。こんな気持ちの時は、こんな本でも紹介することに致しましょう。恩田陸さんの「私の家では何も起こらない」(2010年1月8日初版第1刷発行、メディアファクトリー幽BOOKS)。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

タイムアウト

<522回>

後世の人たちはどう思うのだろうか。何が?って。それは日本の歴史ですよ。多分、途中で日本人は全て、他の種族と入れ替わったに違いないと思うかもしれません。これほどブレの大きな国民も珍しいに違いない。まァ、何処の国でも変化はあるものですが、もう少しスパンが長いような気がします。言うことがコロコロ変わる政治屋の皆さんや宇宙人は別として、皆さんのお隣の方は本当に今までの方ですか?もしかすると、昨日の彼、彼女じゃないかもしれませんよ。なんて話を前振りにすると、SFのようですが、そうでもないところが面白い。今日は、David Elyの「Time Out(タイムアウト)」(白須清美訳、2010年1月20日初版発行、河出文庫)のご紹介。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

アルサラスの贖罪 3

<521回>

例年よりも早く花粉症が始まってしまった。いつののことながら鬱陶しい。散歩もままならぬ。先週の日曜日に気分が重かったのは、どうも気配を感じていたに違いない。こうなりゃ、本でも読みながらひたすら耐えるしかない。気分直しに「妖怪アパートの幽雅な日常10」を読み、同じく香月日輪さんの「僕とおじいちゃんと魔法の塔1」を読んでしまった。前々から紹介しようと思っていたMercedes Lackeyの「MAGIC'S PAWN(最後の魔法使者第一部 魔法の使徒 上)」(細美遙子役、2009年11月20日初版、創元推理文庫)は、「ヴァルデマールの風」にも出てくる伝説の魔法使者ヴァニエルの話なので、紹介はこれくらいにして、今日は別の作品のご紹介。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

«雑感