活劇

ボーン・レガシー他

一昨日の夜、道を歩いていると年配の人に声をかけられた。先方は私のことをよく知っているらしい。私の名前を親しげに呼び、「今度またゆっくり逢いましょう」などと言って通り過ぎて行った。それから数十メートルも歩かないうちに、女性連れのご老人が、「やあ、お久しぶり、また」などと言いながら通り過ぎて行った。一緒にいた友人は私に「この辺りの常連か」などと言う。常連になるほど来てないし、顔見知りが出来るような場所じゃない。長野まゆみさんの「箪笥のなか」(2008年9月12日第一刷発行、講談社文庫)じゃあるまいし、この界ならぬ人びととお会いした訳でもあるまい。お二人とも全く誰だか覚えていないとはショックである(すいません)。ということで、今回は記憶を失った暗殺者を扱った作品を紹介いたしましょう(笑)。

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ハーンの秘宝を奪取せよ

先週来、花粉症が悪化し、例年のように頭痛に悩まされている。なにも機嫌が悪いのではない。単に我慢しているだけなのだ。そんなこんなで、久しぶりに何事もない日曜日、部屋で溜まった雑事をしていた。読みたい本や紹介したい本は結構あるのだが、我慢、我慢(本当かな、笑)。Frederick Forsythの「AVENGER(アベンジャー)」や海堂尊氏の「ジーン・ワルツ」なども買ってあるのだが、疲れ休めに読むのならやっぱりこれでしょう。冒険活劇に限ります。と云うことで、紹介なんぞもしちゃいましょう。Clive Cussler & Dirk Cusslerの「TREASURE OF KHAN(ハーンの秘宝を奪取せよ 上)」(山中善之訳、平成二十年四月一日発行、新潮文庫)。久々にダーク・ピット、アル・ジョルディーノが大活躍なのでありました。

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狂犬は眠らない

やっとRoboZakが完成した。昨年2月からだから、約1年掛かった訳だ。なんて言いながら、体のバランス調整がまだ完全じゃない。プログラム上での調整と実体が少々ずれている。まァ、そのうち何とかなるだろう。原稿のチャック厭さに構ってちゃいけません。さてはて、ロボットはプログラムで調整すりゃいい訳だが、そうはいかないのが人間である。James Gradyの「MAD DOGS(狂犬は眠らない)」(三川基好訳、2007年12月15日発行、ハヤカワ文庫)は、まさに精神病院に入院中だった元スパイたちの物語である。これは相当に面白いと思っていた。でも、目立つところでは紹介されないだろうと高を括っていたら(早川さん、すいません)、日経新聞に先を越されてしまった。

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遭難船のダイヤを追え!

時間もないので簡単に紹介しよう。Clive Cussler & Jack Du Brulの「SKELETON COAST(遭難船のダイヤを追え!)上」(黒原敏行訳、2007年10月31日初版発行、ソフトバンク文庫)である。「オレゴン・ファイル」シリーズ最新作だそうだ。「ダーク・ピット」シリーズからスピンオフしたシリーズである。勿論のこと、大活劇となっている。ダーク・ピットのほか、「NUMAファイル」シリーズのカート・オースチンなども顔を出す(ほんのちょっとだけど)。主役はファン・ロドリゲス・カブリーヨ。元CIA局員にして、セキュリティ会社「コーポレーション」の会長である。最新鋭秘密工作船「オレゴン号」を駆使して大活躍するのだが、ダークやカートと違って完全無欠でないところが面白い。

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被曝海域

横浜シャシンエキスポ」(9/21~28)の招待状が来ている。今日、明日で行っておこうと思うのだが、どうも腰が重い。昨晩から腹の調子が悪いからだ。昨日の昼に食べたものがいけなかったのかなァ。海外で散々食べても平気なのになァ。昼食後、何となく仕事は止めて帰ろうと思ったのは、体が気付いたせいかもしれない。暑い中をコンセントの変換器を買いに寄り道した。帰宅して冷たいものを大量に飲んだのが原因かもしれない。いずれにせよ、遠出をするには忙しい身なのだ。こんなことがTom Clancy & Steve PieczenikのOP-CENTERシリーズ第十弾「SEA OF FIRE(被曝海域)上」(伏見威蕃訳、新潮文庫、平成十九年九月一日発行)と何の関係があるんだと言われるとねぇ。

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大統領特赦

今朝は酷い雨だった。愛犬が散歩は嫌だと言うので、運動不足である。雨上がりの夕方、近所の桜はどうだろうかと思いながら根津から歩いてきた。前を歩く親子連れ、お父さんと小学校低学年前後の兄弟が話していた。「ねぇ、お父さん、ウルトラマンは何歳なの?」、「あァ、確か40年前に生まれたな」。噛み合っているようないないような。好いことにしよう。こちらは桜が心配である。「春雨の降るは涙か桜花ちるを惜しまぬ人しなければ」(古今集、大友黒主)なんてことにはなっていなかった。まだ蕾である(下に写真有)。今週には満開だろう。ところで、北陸・能登半島で大きな地震があったようだ。被害が大きくなければよいが。

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極東細菌テロを爆砕せよ

先週の日曜日に書こうと思っていたClive Cussler作品の紹介、書けなかったのだなァ。必要なものがないと騒いでいたのでした。整理整頓の悪い私ならではの恒例行事なのですが、今回は本当に二つほど見付からず、この日だけでは終わらなかった(N社のMさん、お手数お掛けしました)。本の紹介に寄り道も出来なかったと云う次第。しかもだ、夕方からは来客。良い気分になってそのまま寝てしまったのでありました。さてと、最近、新潮文庫の紹介が溜まっているな。続けて紹介しましょうか。いや、夕食後には筒井康隆氏の「巨船べラス・レトラス」を読みたいな。G.M.Fordの「毒魔」やJohn Grishamの「大統領特赦」は次にしようかな(笑)。

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マルドゥック・ヴェロシティ(続)

帰り道、ぽつぽつと雨が降り出していた。今は本降りである。早めに帰ってきて正解だ。それでなくとも、先週末に酷くなった風邪が未だに抜けない。喉の奥の痛みはなくなったものの、本来の美声には程遠い状況である(と、本人は思っている、笑)。風邪薬を買いに行けば、薬屋のオヤジにお大事になんて言われる。相当に病人面をしているのかもしれない。とは言え、冲方丁氏のマルドゥック・ヴェロシティPART2、PART3が出ていると云うのに、紹介しない訳にはいかない。「マルドゥック・ヴェロシティ」で書いたように、3話完結の「マルドゥック・スクランブル」続篇である。

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マルドゥック・ヴェロシティ

遂に始まる冲方丁氏の「マルドゥック・ヴェロシティ」(ハヤカワ文庫)。「マルドゥック・スクランブル」の続篇である。

PART1、11月 8日release(2006年11月15日発行)
PART2、11月15日release
PART3、11月22日release

「マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust-排気」(2003年7月31日発行)の最後=パロットと「事件屋」ボイルドとの壮絶な戦い。パロットは、そこ=マルドゥック市に帰っていった。ウフコックを抱いて。

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聖戦の獅子

台風13号は18日15時時点で日本海、北緯38度25分、東経133度25分にいたようである。そのせいか、蒸し暑い風が吹いていた。今週の講義資料の作成が遅れている。祭りだと云うのに飲まない訳にもいかない。お昼頃から構想を練っていたのだが、持って来た筈の資料が見当たらない。嫌気がさしてつい本屋へと行ってしまった。 やっと出ました。宮城谷昌光氏の「三国志」第四巻。宮部みゆきさんの「名もなき毒」も読んでないし、早瀬乱氏の「三年坂 火の夢」や山田正紀氏の「カオスコープ」も読んでいないが、1年10ヶ月も待たされるとなァ。これからいくしかあるまいて。と云うことで、紹介も少しは消化しておこう(全て言い訳だなァ)。

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