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August 2009

ころころろ

今年の夏も終わりかな。今日はとても夏らしい日だった。明日からしばらく雨のようだ。さて、明日は選挙だし、今のうちに本のご紹介でも致しましょう。去年読んだ本の紹介じゃ、やっぱり遅いような気がします。こんなことではいけません。とかなんとか言いながら、デビュー30周年記念作品の一つだし、神林長平氏の「敵は海賊・短編版」(2009年8月25日発行、ハヤカワ文庫)にしようかと思ったが(書き下ろし「匋冥の神」のほか、「敵は海賊」、「わが名はジュディ、文句あるか」、「被書空間」を収録)、これはこれで読んでもらうこととして、今日はこちらをご紹介。

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魚舟・獣舟

 夜は過ごし易いものの、日中はかなり蒸し暑い。背広姿で歩いちゃいけません。一昨日は背中が汗でびっしょり。こんな時には少々ぞっとするような話でも紹介するここと致しましょう。なんて言いながら、前回から未だに悩んでいる。どれにしようかなァ。考えると冷たい風が首筋に当るような世界を描くSFにしようか。夢と現の間に彷徨う幽界を描く幻想作品にしようか。さてと、どちらにいたしましょう。色々悩んでもしょうがない。夏も終わりそうだし、出し惜しんでもね。ここは、両方いっちまえと云うことで、4作品をご紹介。いやぁ、夏物在庫一掃セールじゃございません。

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季節柄

 季節柄、涼しくなるような話を紹介したいと思っているのだが(いつものようにね)、どれを選べばいいのか決まらない、京極夏彦氏の「厭な小説」じゃないような気がする。私の性格は直線じゃないので、もう暫くお待ち頂きたいところです。期待外れ、間違いなし。本人も認める可笑しな結果となりましょう。乞うご期待。

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猫風船

 今朝の散歩で見たものは、猫の談合。地震直後からそこにいるのか、路地にいたのは三毛と白。なにやらヒソヒソ話してる。わたしゃ腰を抜かしたよ、そうだろ、そうだろ。そんな感じかな。お墓の横を虎毛とブチが話しながら歩いてる。深刻な話か、どうも善からぬ相談か。ブチのちらりと見る目に翳りが見える。ボソボソ呟く声は小さ過ぎて聞こえない。猫の談合、意味不明。私は家へと帰り着く。これは天変地異の前触れか、なんてことは思わない。ふと頭に浮かんだのは「猫風船」(松山巌氏著、2007年6月15日発行、みすず書房)であった。

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妖怪アパートの幽雅な日常

 今宵は立待月である。早く帰って旨い酒でも飲みたいな。ここは「日暮らしの里」近辺。道灌山聴蟲でも洒落てみるのもわるくない。なんてことを朝方思っていたのだが、突如として大雨・洪水警報なのだ。思惑とは全く異なる様相に、なにはともあれ、早く帰ってきてよかったな。何があるのか分からないのが、この世の中。そ(軽く言ってみよう)、香月日輪さんの「妖怪アパートの幽雅な日常」シリーズ(全10巻)、文庫本ではまだ2巻目までしか出ていない。文庫本が出てくるのを楽しみに待っていよう。とか言っていたのはいつのこと。ついつい図書館で5巻まで借りちゃった。どんな話かくらいは紹介しなくちゃいけないような気がするな。

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きのうの世界

 さて、5周年記念のご紹介第二弾。その前に、紹介してきた本のカテゴリーを見てみよう。Fantasyが最も多く33.3%である。第2位はSFと思いきや、活劇で11.2%。流石、疲れた時の活劇である。以下、世相7.6%、Mystery7.2%、SF6.8%、幻想4.8%、歴史4.4%、怪奇3.6%、悲喜劇3.2%、Horror2.4%、時代1.6%、home-drama1.6%、Hard-boiled1.2%、その他10.8%となっている。何だかカテゴリー分けも難しく、Fantasyやその他に分類するケースが増えているようにも思う。特に日本の作家にその傾向が強く、世相なんて言っても、若干超自然的な要素を含むものもあって、本来Fantasyでも良さそうなものもある。今回紹介する恩田陸さんの作品も実はカテゴリー分けするのが適切なのかどうかよく判らない。

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モダンタイムス

 このブログを書き始めて、明日で丁度5年になる。ピーク時は年間230件ほどの記事を書いていたが、この1年は26件しかない。当然ながら本の紹介ペースも落ちている。何とか千冊の紹介をしたいのだが、現在553冊。去年の4周年目で500冊の紹介だったので、元のペースに戻すよう頑張らなければならない。そこで、定金伸治氏の「四方世界の王」などシリーズで楽しんでいる作品を紹介しようかと思ったが(冊数稼ぎ、笑)、このところ、単行本の紹介も溜まっている。流石に1年以上経った作品はやめておくことにする。いずれ文中で紹介できるだろう。では、伊坂幸太郎氏の「モダンタイムス」(第一刷発行2008年10月16日、講談社)から紹介してみよう。

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