ドラゴンズ・ワイルド
紹介しようと思っている文庫本が溜まっている(当然、単行本も未読本も溜まっている)。五つほど山になっている中から取り出すのは容易なことではない。上の方にあるものから紹介していくか。と見てみると、「最後の星戦」、「ミストボーン」、「イスタンブールの毒蛇」、「スパイダー・スター」、「ドラゴンズ・ワイルド」・・・。「最後の星戦」は「老人と宇宙」の3巻目だが、2巻目も紹介してないし、「ミストボーン」は2巻目が今月出るので、ちょっと待ちたいし、なんて一々考えると、ここは「ドラゴンズ・ワイルド」しかないなということに相成った。何故かって。今日は都議会選挙だもの。荒唐無稽な政治とメディアの馬鹿騒ぎ。それならドラゴン達の争いの方が余程マシかもしれません。あ、でも私は選挙には行きました。
Robert Asprin氏は昨年急に亡くなった。「マジカルランド」シリーズなど有名だ。「Dragons Wild(ドラゴンズ・ワイルド)」(2009年5月25日発行、矢口悟訳、ハヤカワ文庫)は新シリーズになる予定だったらしい。2巻目も出版されているようだが、残念なことだ。感慨にふけってないで、早く紹介しろって。分かりましたよ。さてと。突然、「おまえもドラゴンだということだ」と言
われたら、どうなるでしょう。「伝説上の動物で・・・・・・巨大な爬虫類で、空を飛んだり、火を吐いたり」なんて思っているのに、そんなこと言われたら。しかも、それが伯父さんからで、初めて会う上院議員からも、恋人や友人だと思っていた人からも言われたら、さァどうしましょ。グリフェン・マッキャンドルズの場合はと云うと、妹ヴァレリーと一緒にニューオリンズはフレンチクォーターへと逃げ出した。なんせ「自分がドラゴン社会におけるワイルドカードのような存在だと」知らされた上に、ドラゴンを狙う暗殺者ジョージが動き出している。さてはて、ドラゴンへの「二次勢徴」を見せ始めたグリフェンとヴァレリーにとって(“米国民にとって”じゃありません)、“変化(change)”は、いい方向か悪い方向か、サァどちらでしょう。ところで、「人間でもドラゴンでも、女はみんな厄介者だと決めつけるわけじゃないが、ドラゴンの女ってのは短気なやつが多いんだ」そうだ。ホラホラ、そこの君、君の彼女もドラゴンかもしれないよ(笑)。
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