プロバビリティ・ムーン
まァ何といっても、今年は国際天文年。皆既日食もあったことだし、宇宙に目を向けなくてはなりません(我ながら、なんて唐突なことか、笑)。ここ十年ほど日本は、「のぞみ」による火星探査、「はやぶさ」による小惑星イトカワ探査等、少々遠いところに目が行きがちだった。2007年の「かぐや」に続く月探査にもそろそろ注力しなければ、2010年代での有人月面拠点システムの構築がどうなることやら。なんて書くと、David Weberの「HEIRS OF EMPIRE(反逆者の月3-皇子と皇女-)上・下」(中村仁美訳、2009年3月15日発行、ハヤカワ文庫)を紹介すると思うでしょう。「反逆者の月」三部作完結篇にして、コリン・マッキンタイアの息子ショーンと娘ハリエットの冒険を描いた作品は疲れた時にお勧めです。私も強化手術を受けたいな、なんてね。でも、今日は、月は月でも「プロバビリティ・ムーン」をメインにご紹介。
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