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May 2009

アイスクリン強し

今日は横浜開港150周年記念式典へ行ってきた。安政6年(1859年)に開港した訳だ。それに先立つ嘉永6年(1853年)、ペルーが浦賀に来航した。その後の日本の変わり様には驚くほかない。式典はなかなか立派だった。最後の花が飛ぶところは何とも言えないものの、宮本亜門演出は好かったと私は思う。ところで、横浜市歌の作詞が森鴎外とは知らなかった(当然ながら、市歌そのものも知りませんでした)。森鴎外の観潮楼は文京区にある(全く本筋とは関係ないな、笑)。横浜と言えば、長崎を思い出す。そして、紫陽花(hydrangeaさん)を思い出す。どうしているだろう。雨の中、庭の紫陽花も咲き始めている。う~む、本の話題に結び付かないなァ。弱ったものだ。

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海賊船ベヘモスの襲撃

新型インフルエンザが日本でも広がりつつある。弱毒性だからどうのこうのと言われているが、5/23付毎日新聞社説「新型方針改定 重症化防ぐ手だても」あたりの意見が妥当なところかな。これが致死率100%の疫病となると、そうはいかない。「YEAR ZERO(紀元零年の遺物 上)」(Jeff Long著、2004年11月25日初版発行、山本光伸訳、二見文庫)みたいな場合は大変だ。神の存在の是非にまで至る。それにしても、弱毒性、強毒性を問わず、自ら罹患率を高めるような行為は如何なものだろうか。「翼のない少年アズの冒険2」の「PIRATES OF THE RELENTLESS DESERT(海賊船ベヘモスの襲撃)」(Jay Amory著、2009年5月15日初版、圷香織訳、創元推理文庫)の海賊達もその手の類である。

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木でできた海

数日前、福岡へ行った。いつも感じるのだが、便利なところだ。地下鉄で空港から博多駅まで5分。空港移転の話もあったが、そのままになるそうだ。ところで、もう少し暖かいかと思ったのだが、東京と変わらなかった。バラの花も枯れ始めたなどと前回書いたが、別のバラが咲き始めた。一面だけ見て物事を判断してはいけませんな。しかしながら、幾つもの自分を見たら、どうなんでしょうね。そう云う話が、Jonathan Carrollの「THE WOODEN SEA(木でできた海)」(2009年4月30日初版、市田泉訳、創元推理文庫)。空港へと向かうところで、いつものように慌てて仕入れた本の一冊だった。「死者の書」で有名な作家らしいが、実は読んだことがなかった。死者の書と言えば、「原典訳 チベットの死者の書」(1989年5月25日初版第一刷発行、川崎信定訳、筑摩書房)か、などと云う話はまた別の機会にいたしましょう。

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残される者たちへ

今日は暑い。この辺りには高い建物がないので、こんな日は夏のような感じだ。つつじ祭りが終わり、バラの花も枯れ始めた。先ほどまで下の娘が来ていた。早速に海堂尊氏の「極北クレイマー」を持って行ってしまった。まァ、海堂氏の作品は、既に映画になっているもの(「チーム・バチスタの栄光」、「 ジェネラル・ルージュの凱旋」)もあるし、いまさらレビューすることもあるまい、などと強がりを言ってみる。「医学のたまご」、 「ジーン・ワルツ 」、「イノセント・ゲリラの祝祭 」も紹介してないしな。さてはて、高い建物のない、この下町に10階建て、幅のあるマンション建設の計画がある。裏の方々は昼なお暗い暮らしとなってしまう。当然ながら反対運動が起こっている。道のこちら側には影響がないとはいえ、「わたしたちが、愛してやまないカタチ」が崩れてしまうのはかなわない。

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大聖堂 果てしなき世界

2009年4月22日(水)午後1時頃、我が愛犬が死んだ。死んだ日は随分と雄弁だった。声をかけ撫でてやると落ち着くが、しばらくするとまた何か言っていた。「ドクター・ヘリオットの犬物語」に出てくるジップほどではないが、元気な頃は無口な犬だったのに。1992年3月13日生まれの17歳、犬なのに猿年。娘たちが小さい頃は旅行も一緒、受験中は励ましていた。死ぬ前々日まで私の散歩に付き合い、ブログにもたまに付き合ってくれた(2008.12006.12005.122005.10)。長生きだった。
さて、長いと云うところで、紹介するのは、Ken Follettの「WORLD WITHOUT END(大聖堂-果てしなき世界-上)」(2009年3月31日初版発行、戸田裕之訳、ソフトバンク文庫)である。

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