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砂漠、ひかりの剣

満月は今日だが、中秋の名月は昨日だった。残念ながら雲に覆われ、ぼんやりとしていた。根津神社の例大祭は来週。昨日は近所の神社のお祭りだった。祭りのプロと云う方々がいるのだろうか。この辺りでは見かけない雰囲気の人達も多かった。ところで、満月と言えば狼男。通常なら、Jim Butcherの「FOOL MOON(ドレスデン・ファイル2-狂った月-)」(田辺千幸訳、ハヤカワ文庫、2008年8月25日発行)の紹介となるところだが、「ドレスデン・ファイル」は既にドラマ化され、DVDも販売されるようなので(ハードボイルド・ファンタジイだそうだ)、ここは、先週の続きとすることにする。両作品とも大学生を主人公とした作品。比べてみるのも面白いかと云うことで並べることにした。

伊坂幸太郎氏の「砂漠」(実業之日本社、2008年8月10日初版第1刷)は、Ikasa01東堂、南、西嶋、北村、鳥井、5人の学生を中心に入学から卒業までを描いた作品。2000年以降の学生が麻雀をやるのかどうか私は知らないが、この5人が最初に集まったのが麻雀である。理由は簡単、そんなところからしても何となくノンポリ学生の怠惰な生活なのかと思っていると、そうでもない。犯罪に巻き込まれたり、超能力者までいて、最後はサン・テクジュペリの「人間の土地」に辿り着く。「人間の土地」を読んでみたいと思いましたね。

海堂尊氏の「ひかりの剣」(文芸春秋、2008年8月10第1刷発行)は、Kaido01「砂漠」の学生たちより、もう少々年代が古い(「ブラックペアン1988」の時代)。医学部剣道部の医鷲旗大会を巡る話である。東城大学医学部剣道部主将は速水晃一、帝華大学医学部の主将は清川吾郎。この2人を中心に舞台は動く。とは言え、東城大学ですから、速水と言えば、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の彼ですし、高階、田口、島津などといった面々も出てきます。いずれにせよ、麻雀ばかりの田口は外科には行かなかったと云うことでしょうか。

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