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浅田次郎氏の「中原の虹1~4」のサイン本を戴いた。嬉しくなって紹介しようとしたら、 例によって「蒼穹の昴」を娘が持って行ったようです。「中原の虹」を紹介するなら、「蒼穹の昴」や「珍妃の井戸」にも触れたいじゃないですか。取り返してからにすることに致しましょう。今日は、荻原規子さんの「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」(2008年7月5日初版発行、角川書店)を紹介することにしました。何の関連もありません。強いて言うなら、荻原規子さんの作品については、「西の善き魔女」以来紹介していませんし、浅田次郎氏の作品紹介も最近はなかったと云う程度のことでしょうか。さて、レッドデータガールとは一体何のことでしょう。本書には「Red Data Book」についての解説があります。

主人公は鈴原泉水子なる中学三年生の女の子。Ogiwaraこの子の生活環境は大いに変わっています。まず、父の大成はシリコンバレー勤務、母の紫子は警視庁公安部の潜入捜査をする特殊部署勤務のため神出鬼没の人だそうです。そのため泉水子は祖父である鈴原竹臣が宮司を務める玉倉神社に預けられています。この玉倉神社は世界遺産に認定された熊野古道、そのなかでも中央の大峯奥駈道に接し、修験道の霊場となっているところです。そんなところから通っていては、普通の中学生の生活は送れません。泉水子は極端な引っこみ思案なのでした。そんな泉水子は父の薦める東京の高校になど行きたくありません。さて、そこから話は意外な方向へと進んでいくことになります。極端な引っこみ思案故にレッドデータガールなのでしょうか。そして、はじめてのお使いとは何でしょうか。それは読んでのお楽しみと云うことに致しましょう。

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