遭難船のダイヤを追え!
時間もないので簡単に紹介しよう。Clive Cussler & Jack Du Brulの「SKELETON COAST(遭難船のダイヤを追え!)上・下」(黒原敏行訳、2007年10月31日初版発行、ソフトバンク文庫)である。「オレゴン・ファイル」シリーズ最新作だそうだ。「ダーク・ピット」シリーズからスピンオフしたシリーズである。勿論のこと、大活劇となっている。ダーク・ピットのほか、「NUMAファイル」シリーズのカート・オースチンなども顔を出す(ほんのちょっとだけど)。主役はファン・ロドリゲス・カブリーヨ。元CIA局員にして、セキュリティ会社「コーポレーション」の会長である。最新鋭秘密工作船「オレゴン号」を駆使して大活躍するのだが、ダークやカートと違って完全無欠でないところが面白い。
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Comments
ところで、やや古めのエントリですが・・・。
カッスラーの命令形邦題の伝統は、出版社が変わっても無事に継承されているんですねえ。「ソフトバンク文庫」侮り難し!
「ダーク・ピット」シリーズで悪役日系人スパイと戦う新作が来年あたり出てきそうな気配が一時ありましたが、なんか大連立がどうとかでうやむやになっちゃいました。それも工作活動の成果なのかなあ。
ダーク・ピットVSエージェント・クニオ、お互い息子も動員しての大決戦になりそうな気がします。
http://bogusne.ws/article/63980366.html
Posted by: koolpaw | Nov 15, 2007 18:20
koolpawさん、おはようございます。
伝統の継承は大切です。「SKELETON COAST」がこうなるのだから、本当にソフトバンク文庫もやるもんです(笑)。
それにしても、「ダーク・ピットVSエージェント・クニオ、お互い息子も動員しての大決戦」、これは見ものですね。さて題名は何でしょうね?dより
Posted by: dawn | Nov 16, 2007 08:01