大江戸妖怪かわら版
久々に親の家へ行って来た。結構遠い。親の看護で仕事がままならない人が増えていて残念だが、私は当面心配なさそうだ。香月日輪さんの「大江戸妖怪かわら版」(理論社、「異界から落ち来る者あり」上・下」~2006年6月第1刷発行、「封印の娘」~2007年9月第1刷発行)でも紹介しましょうか。「遠きにありて、思う」なんてね。さて、この物語の大江戸は、江戸は江戸でも一ツ目に三ツ目、鬼面に獣面などなど奇奇怪怪な別世界。妖怪都市なのでありました。かわら版屋で働く雀は唯一の人間。人気のかわら版を書いている。何故に雀がいるのか、何が起きるのかなんぞは、読んでみておくんなせぇ。面白い言い回しを紹介することにいたしますが、本を開くまで内容を一切見たくない人はここまでと致しましょう。Continue reading以下に書くことに致します。
「前巷説百物語」で損料屋、「烏金」で烏金、畠中恵さんの「つくもがみ貸します」では損料屋、烏金に付喪神。そうこうするうちに、「大江戸妖怪かわら版 封印の娘」で百鬼夜行と相成った。他にも山之口洋氏の「天平冥所図会」だとか夢枕獏氏の「陰陽師 夜光杯ノ巻」なんぞもあるものの、海堂尊氏の「ブラックぺアン1988」にトトロも出てくることだし(我ながら意味不明、笑)、江戸の話にしてみた訳でございます。当然ながら、次は「つくもがみ貸します」へといくことに(なるのでありましょうか?、笑)。
ところで、「うまいものをうまいと感じるには、そう思える場所がいるのだ」よ、電車の中でむしゃむしゃ食ってるお嬢さん。
<気になる言葉>
「お頼みあげ豆腐」
「有難山のほととぎす」
「ありがタイの浜焼き」
「腹が北山だ」
「懐が薄雪せんべい」
「生噛みの横っ倒し」
「いらぬお世話の蒲焼だヨ」
「貧乏人の豆煎りだぁ」
「ありがた山の寒紅梅だ」
「そいつぁ、承知の助ザ衛門」
「面白狸の腹鼓」
「ソリャ、お互いサンマの一夜干しってネ」
「なんとも差し合い三宝な話だな」
「お互いサンマの一夜干し。干したフンドシ七尺半。生爪親父に締めまショ」
「有難山の椎の木山椒でござんすよ」
「イヤミ金山な美男揃い」
「あやまり(閉口)三宝」
「ポックリお陀仏ほうちんたん」
「このアハハの三太郎が!」
「そうで有馬の筆人形ってな」
「お頼みあげ豆腐は、お互いサンマの桜干しってナ」
「お小言はそれぐらいに、冴えぬ中山やもめのモチってねぇ」
「そいつぁ、遅まきとうがらし」「スッポンの居合い抜きだぜ」
「そこが、あや獅子に牡丹なとこサ」
…
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