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家日和

奥田英朗氏の「家日和」(2007年4月10日第1刷発行、集英社)には幾つかの家が登場する。題名からはどんな家かは分からない。インターネット・オークションにはまった妻を描く「サニーディ」、父と子の戦いが展開していく「ここが青山」などなど世の中様々に笑えるのだ。「家においでよ」では、独身時代の部屋を懐かしむ男達が滑稽である。ム、自分の部屋を眺めてみれば、学生時代と変わらないではないか(笑)。本と模型に囲まれ、最近LPも少々取り出してきた。男はいつまで経っても子供である。そんな話はこの辺にして、「家日和」の紹介を続けるならば、まァ、ほ~そんなものかいと驚いたり恐れ入ったり、最終的には納得したりできる作品である。

Okuda01_3特に最後の「妻と玄米御飯」では、小説家大塚康夫の気持ちがよく解る。何がロハスだ。自分勝手にやるなら良いが、他人にまで押し付けられたら堪ったものじゃない。「所詮プチブルの"いいとこどり”だろう」でも何でもいいから、書いたものを出しちゃえば良いのに残念である。なんて言ってもねぇ、小説家奥田英朗氏は書いちゃったのだよね。このほか「グレープフルーツ・モンスター」、「夫とカーテン」、計6つの家が語られています。

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