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June 2007

Gボーイズ冬戦争

真夏みたいな日が続くなか「冬戦争」と云うのもなんだが、石田衣良氏の池袋ウエストゲートパーク(IWGP)第7弾である。「Gボーイズ冬戦争」(文藝春秋、2007年4月25日第1刷)は、いつものように「アートが似合わない街、池袋」が舞台。「人は変わる。誰にもそれをとめることはできない」そうだ。ふたつに分かれてしまった世界を描く「要町テレフォンマン」から、「幽霊を見たことがあるかい?」なんて唐突に問われる「Gボーイズ冬戦争」まで話は軽快に飛んでいく。幽霊やら影やら蠢く中、「マコト」とGボーイズの「キング」はどうするのか。

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朝日のようにさわやかに

W・Mがトランペットで奏でる「朝日のようにさわやかに」。ダークグリーンのグロールシュの壜。緑色のタイル。緑の壁。そして想像と真実との乖離。音は奇妙な伝わり方をし、朝露のように現実と幻の間を通り過ぎていく。そんな不思議な感覚の「朝日のようにさわやかに」のほか、何処かで何かに繋がっているような短編14篇を収めた恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」(新潮社、2007年3月30日発行)。「水晶の夜 翡翠の朝」で始まり、「朝日のようにさわやかに」で終わる。私の朝とは随分と違う。

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ジェネラル・ルージュの凱旋

螺鈿迷宮」ではなかった。本線はこれだったのか。完全に謀られてしまった。海堂尊氏の「チーム・バチスタの栄光」シリーズは、第二作「ナイチンゲールの沈黙」に続き、「ジェネラル・ルージュの凱旋」(宝島社、2007年4月23日第1刷発行)へと繋がるのだった。別名愚痴外来の責任者であるグッチーこと田口公平、厚生労働省の役人であるロジカル・モンスターこと白鳥圭輔、氷姫こと姫宮勢揃い。「ナイチンゲールの沈黙」のストーリーを絡ませつつ、螺鈿迷宮への伏線もあると云う何やら結構なお話は、ジェネラル・ルージュの伝説を明らかにしていく。

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5月検索キーワード

結局のところ、暫定版のデザインに統一することにした。あれこれ考える時間もないし、已むを得まい。「Simple is best.」と云うことかもしれない(自分で言うかなァ、笑)。ところで、この検索キーワードは2005年5月にスタートし、今回で丁度2年目である。原作のレビュー中心であることに変わりはないのだが、全体的に少し変えていこうと思っている。これも考え直す時期だろう。まァ、そんなことはさておき、先月はどうだったのだろうか。

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