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東京バンドワゴン

■小路幸也氏の「東京バンドワゴン」(集英社、2006年4月30日第一刷発行)

紹介スタイルを変えようと思うのだが、そうそう変えられる訳もなく、いつも同じようなものになってしまう。これはこれでしょうがないかと思うのだが、各紹介文を短くして数を増やした方が本屋の回し者としては効果的かもしれない。何がとは言わないが、映画でも宣伝量が多ければ駄作でも売れるしね(私が紹介している作品が駄作だなんて思ってませんが)。先日、ローリングストーンズの映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」がガラガラだったと聞いたが、やってることをローリングストーンズファンさえ知らなかった。と云うことで、今後は文章を短くしよう(書き出すと長くなるのだが、自嘲)。その第一弾が古本屋の話。

Shouji01「東京バンドワゴン」、明治から続く下町の古本屋。古本屋でバンドワゴンなんて、かなりのへそ曲がりである。商売は違うが(「石材」と「古本」ねぇ、笑)、何となく「寺内貫太郎一家」のような感じもする。主人「堀田勘一」が太ってて頑固だし、大家族であるせいかな。伝説のロッカー「堀田我南人」など変な男たちや「堀田藍子」や「堀田亜美」など美人も登場する。幽霊もいる。近所で「つつじ祭り」はあるし谷根千の雰囲気。のんびりとして人情味のある話はなかなかに気持ちがいい。なお、「百科事典はなぜ消える」、「お嫁さんはなぜ泣くの」とか事件が起きて、一応、ミステリー仕立てなのです。あと一つだけ。「本は収まるところに収まる」についてはなァ。皆さん、どう思いますか。

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Comments

>何がとは言わないが、映画でも宣伝量が多ければ駄作でも売れるしね

なんと!これはあのカド*ワ商法のことですか!日本中からうざいといわれても朝から晩までテレビで「お母さん僕のあの帽子どこにいったんでしょうね」とテレビCMをたれ流し、全国の小中学校でプールでの水泳の授業のとき水の中で逆立ちするお調子者を発生させ、文庫本にはさまったしおりが映画の割引券にもなり、薬師丸ひろ子様を発掘した角*映画!

( ̄▽ ̄)あれ?

>「本は収まるところに収まる」

経験上これは「本は散らばるところに散らばる」「本は積まれる傍から崩れる」が正しいのではないかと思ひます。

昔先輩のアパートの引越しを手伝ったとき、4畳半の部屋から後から後から本が出てきて、その重さに泣きそうになりました。手違いでレンタ・カー屋から1tトラック借りるはずが2tトラックがやってきたのですが、結果的に正解になりました。あんな引越しは二度と経験したくないです。

Posted by: koolpaw | Aug 20, 2006 21:35

koolpawさん、おはようございます。
カド*ワ商法とは古いですね。今は別の…(おっと止めとこう)。
「本は散らばるところに散らばる」、その通りで、「本は収めるはしから溢れる」なんてことにもなりますよね(笑)。dより

Posted by: dawn | Aug 21, 2006 06:54

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