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August 2006

伊坂幸太郎氏の重力ピエロ他

冥王星(Pluto)が惑星ではなくなったり、ワニ(Alligatoridae、Crocodylidaeなど)が魚になったりと、世の中の定義が変わりつつある。国際天文学連合もなァ、多数決だもんな。可笑しい。大きさから云うと、そのうち地球は矮雑(猥雑かな)惑星と云うことになるのかもしれない。多分、賛成多数だろう。

koolpawさんのところに出ていた「我輩は魚である」を見ると、もっと笑える。オーストラリア議会が決定したそうだ。私の近所のワニ、H君にも早速教えて上げたのだが、困惑顔であった(笑)。そのうちカメもカエルも魚になる日が来るのだろう。

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オケアノスの野望を砕け

■Clive Cussler & Paul Kemprecosの「WHITE DEATH(オケアノスの野望を砕け 上)」(土屋晃訳、新潮文庫、平成十八年七月一日発行)

最近、活劇物がなかった。やはり暑いときには活劇物ですよね(ホントかなァ、笑)。Clive Cussler氏は、「オデッセイの脅威を暴け」以来、約1年ぶりである。しかも、新潮文庫さん、伝統芸の「命令・伝言系邦題」ですね。伝統は重んじなければねぇ(笑)。

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東京バンドワゴン

■小路幸也氏の「東京バンドワゴン」(集英社、2006年4月30日第一刷発行)

紹介スタイルを変えようと思うのだが、そうそう変えられる訳もなく、いつも同じようなものになってしまう。これはこれでしょうがないかと思うのだが、各紹介文を短くして数を増やした方が本屋の回し者としては効果的かもしれない。何がとは言わないが、映画でも宣伝量が多ければ駄作でも売れるしね(私が紹介している作品が駄作だなんて思ってませんが)。先日、ローリングストーンズの映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」がガラガラだったと聞いたが、やってることをローリングストーンズファンさえ知らなかった。と云うことで、今後は文章を短くしよう(書き出すと長くなるのだが、自嘲)。その第一弾が古本屋の話。

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チルドレン

■伊坂幸太郎氏の「チルドレン」(講談社、2006年2月9日第九刷発行)

夜中の散歩。北西の空に稲光。真夏の陽射しは嘘のようだ。そのなかで過去の夏を思い出していた。真夏の通りを歩いていると殺風景なビルの谷間を歩いていた昔のほんのちょっとした気分をふと思い出すのは何故だろう。光と影の揺れ、ビルの照り返しは思い出すのに、そこが何処だったのかは定かではない。Robert Anson Heinleinの「The Door into Summer(夏の扉)」みたいなことを思い出す訳じゃない(笑)。何かの拍子に祖父母の家の匂い、線香やら何やらの混在した匂いを思い出すのに似ている。このような感覚も記憶なのだろうか。「チルドレン」では各短編相互の連関から同じような感覚が漂うような気がする。

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バビロンまでは何マイル

■Diana Wynne Jonesの「Deep Secret(バビロンまでは何マイル)上」(原島文世訳、東京創元社、2006年3月30日初版)

部屋に入った途端に汗が吹き出した。暑い。シャワーを浴びて、風に吹かれても汗が止まらない。こう云う夕方は海でも眺めていたいものだ。先月、横浜へ行ったばかりなので、そう思うのだろうか。近くに水があると、少しは涼しい気がする。私が暮らしていた頃とは違って、横浜は随分とおしゃれな街になった。ギャングがいても可笑しくないかもしれない。と云うことで、伊坂幸太郎氏の「陽気なギャングの日常と襲撃」を紹介しようと思ったが止めた。「海」⇒「メル二ボネ」⇒「多元宇宙」⇒「バビロンまでは何マイル」となったのですね(笑)。

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ロミオとロミオは永遠に

■恩田陸さんの「ロミオとロミオは永遠に 上」(ハヤカワ文庫、2006年7月31日発行)

最近、単行本の紹介が多くなり過ぎた。谷根千近辺を彷彿とさせる小路幸也氏の「東京バンドワゴン」、Lian Hearnと云う外国人が書いた日本の戦国の世の物語「オオトリ国記伝Ⅰ魔物の闇」やDiana Wynne Jonesの「ウィルキンズの歯と呪の魔法」、「バビロンまでは何マイル上・下」なども紹介したいところだが、文庫本もたまには紹介しておかないと読者層が増えないので、そうすることにした。と言って、文庫本もMichael Moorcockの「永遠の戦士エルリック1、2、3」、Craig Shaw Gardnerの「魔術師エベネザムと詩を読む悪魔」やSteven Brustの「虐げられしテクラ」、それに喜びそうな方の顔が浮かぶClive Cusslerの「オケアノスの野望を砕け上・下」などもある。しかし、ここは最近どうも嵌ってしまった感のある恩田陸さんの作品にしてみよう。

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ブログを始めて2年間

この8月3日でブログを始めて丁度2年が経った。最近更新頻度が減少しているせいか忘れていた。「ブログを始めて1年間」ではブログを始めた言い訳を書き綴っているが、やはり実名が出て以来、内容はかなり変化している。匿名時代は読書ブログとは云え、本の紹介の中にもマスコミ等への皮肉が時々込められていた。そう云うことが最近はメッキリ減ってしまった。批判をちょっとすると比較にならない規模で叩かれますからね(自嘲)。それにしても、同日に始めたヤースさんが閉鎖したりと少々淋しい気がするが、まァ、私としては細々と続けていこうかと思う次第ではあります。

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7月検索キーワード

いやはや暑い。漸く夏が来たようだ。我が家の廻りには墓が多い。実は墓地の中に家が点在していると言っても可笑しくない。その墓地も相当に暑そうだ。そんな風景を横目で見ながらも私は極めて元気。可哀相に我が家の犬は調子が悪そうだ。忙しくて遅くなってしまったが、先月の検索キーワードを発表しよう(猫手企画さん発案)。最近、更新頻度が減っているせいか、検索数も減少傾向が続いている。本の紹介スタイルを変えて、頻度を増やそうかとも思っている。そんな中、先月はどうだったのだろう。

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