« 4月検索キーワード | Main | 知りすぎた女 »

藤田嗣治展とつつじ祭り

先週、少々早い時間に「藤田嗣治展」に行ってきた。立ち去る頃にタイミングよく(?)混んできた。藤田嗣治氏、Leonard Foujitaの生誕120年記念である。なかなか力の入った展示内容であった。東京国立近代美術館は一昨年の「琳派展」でもそうだったが、企画力があるようだ。

Fujita03藤田嗣治氏は不思議な画家である。「争闘」や様々なところで現れる猫。彼は猫好きだ。犬好きの私とは合わないとお思いの方もいらっしゃるでしょうね(笑)。彼の作風でよく言われるのが「すばらしい乳白色」。実在の相手は、「砂の上で」などのように背景に沈み込むような色合いにて、さっぱり実在のようじゃない。ところが、そこにエロチシズムが漂う。実在しない存在は具象的。でも、それは彼の子供同様に存在しない。遠景に描かれた世界は別次元、もしくは極めて簡略化されている。空想の世界と身の回りについては、「ラ・フォンテーヌ頌」や「我が画室」のように細密に描かれている。たまに「ジャン・ロスタンの肖像」のような例外(別の意味で例外じゃないのかも)もあるものの、親密なもの(内宇宙も含め)への執着と外世界への拡散。その合間を行き来するFujita。興味は尽きない。私は「ビストロ」とか「魅せられたる河」なども好きなのだが、今回の展示には十分満足した。

Tutuji2006藤田展とは関連しないのだが、私の身の回りの事象と云うことで、「つつじ祭り」も書いておこう。「つつじ祭り」も明日まで、忘れないうちに書いておかなくちゃならないし、甘酒券も使わなくては(笑)。それにしても、バスで観光客がやってくるほどの賑わいである。つつじはまだ満開ではない。祭りの終わった今週の土日辺りが見頃かもしれない。Tutuji20060402今年は根津神社三百年大祭(9月15日~21日)。まだまだ先の話だが、何となく境内に活気が感じられる。写真は北参道口(昨日の朝のもの)、つつじ(4月30日のもの)である。昨日の方が開花は進んでいた。昨日は、人が多くてつつじの好い写真が撮れなかったし、表参道の写真は人の顔が入り過ぎて、ブログに貼り付ける訳にもいかなかった。きっと今日も大勢の人が出ているのだろう。

|

« 4月検索キーワード | Main | 知りすぎた女 »

文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

あ。げーじつのエントリだ。それにしても美術館に足繁く通われてますねー。そんなにおもしろいところだったのか。東京に住んでるときに行けばよかった。

近代美術館は時折傍をとおりましたが、近代美術というくらいだからもうオカモトタロー氏のような「げーじゅつはバクハツだ!」なオレのような小市民にはわけがわからない、ワレワレの用語で言うところの「ドシャメシャのフリー系」の美術が並んでるものとばかり思っておりました。

ところでつつじ祭り。。。?あれ?なんかものすごく不吉というか怪しい印象の記憶が・・・

あーー!あの派手な色のズボンのお*さんの行列!!!
http://mit56.way-nifty.com/dawn/2005/04/post_a47e.html

また見にいったんですか。あのズボン。。。
( ̄□ ̄;)

Posted by: koolpaw | May 04, 2006 20:34

koolpawさん、おはようございます。
近代美術館はなかなか好いですよ。国立西洋美術館、国立博物館や東京都美術館などが上野に集中しているのに対し、近代美術館は竹橋にあるため、少々不便な気もしますが、場所的には便利です。
ところで、「つつじ祭り」に関して言えば、そんな大きな声で不吉などと言ってはいけませんよ(笑)。私も地域住民なので、観に行くもなにも、歩いていれば目に入ると云う寸法ではありますが、婦人会(?)の“かっぽれ”行列には出会わないように散歩してます(内緒)。でも、境内の舞台の上にもいるんだなァ、これが(写しませんがね、笑)。dより

Posted by: dawn | May 05, 2006 07:19

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 藤田嗣治展とつつじ祭り:

« 4月検索キーワード | Main | 知りすぎた女 »