アコギなのかリッパなのか
■畠中恵さんの「アコギなのかリッパなのか」(実業之日本社、初版第1刷2006年1月25日)
今日はK君の結婚式だった。K君、Kさん、おめでとうございます。お二人の笑顔と同じように最高の天気で、誠に良き日でした(かなり花粉は飛んでましたが、笑)。綿密なK君、笑顔の似合う素敵な奥さんを周到に篭絡したに違いない。あと残る男性は8人か(4月以降、また増えるけどね)。この残る8人がなァ。お~い、ベイビー達、歳幾つだっけかな(若い方から片付いていくんだけど、爆)。とは言え、めでたい気持ちで帰って来たので、ミステリーや活劇は止めて、ファンタジーのご紹介でもしてみましょう。そう、これはファンタジーなのです。
題名が題名だし、「(畠中恵さんが)政界の不可思議を一刀両断」、「代議士にため口をきける青年事務員がいるんだってさ……。」なんて帯に書いてある。これは政界の裏話かと躊躇してしまったじゃありませんか。もっと言いつのると、「日常の謎を解決する現代ミステリー」なんてことはございませんよ、実業之日本社さん。ミステリー? 読んでみると、そこはファンタジーの世界だったじゃないですか。政界には、妖、妖、妖がいっぱい、なんてね(「しゃばけ」シリーズじゃなかったんだ、笑)。
でも、この妖、尋常な妖じゃございません。元大物国会議員で『「風神雷神会」会長にして、数多の議員の後見人』である大堂剛からして変である。こんなことは政界の妖の特性に合わないぞ。人気と金がありながら、やたら潔く国会議員を引退するなんてあり得ない。これは次回作かなんかで、きっと狸の妖だったとか云う話になるんだ。でもって、若手議員の『王子様』などと言われている加納聡は狐の妖だったりするのかな。「天上天下唯我独尊的論理の下に、言いたい放題喋りまくる」そうなので、インコの類かもしれない。まァ、宝塚ファンなんてところは政治家だろうが妖だろうが、あり得る話ではありますな(そう言えば、カナメちゃんが月組のトップさん引退して以来、見てないな)。
そうそう、確かに事件はあるんですよ。「五色の猫」、「白い背広」、「月下の青」、それに「商店街の赤信号」(これがまァ…、おっと、これ以上は書かないでおこう)。事件の早期解決なんて現実の政治家たちには考えられない話ではありますが(メール事件の後片付けだけで、あんなに時間がかかってるしねぇ、笑)、大堂剛の事務所「アキラ」の事務員である佐倉聖君が解決してしまうのです。彼は「全く、全く、本当に政治家なんて、妖怪のいとこに違いない!」なんて言ってるので、妖ではなさそうだ。でも、「政治家に必要なのは、気力、体力、時の運だな。ついでに腕力もあると、…」なんてことも言ってるので、相当に危ない。「おかしな世界とは、早めにさよならしなきゃな」ですよね。
では、妖とは縁遠いお二人の写真でも載せて、私の挨拶とさせて頂きます。まだ結婚式の意識かな(笑)とか言いながら、実はこのショットとご紹介作品のラストには若干の共通点があるのです。でも作品とは決定的に違う点が一つ。それはK君の離さないぞと云う力強い手なのでありました。お幸せに。
【追加】koolpawさんが「タイトルを最初「アコギ(アコースティック・ギター)かリッパ(-・ベース)なのか」と思い…」と言っているので、K君のギター姿も載せちゃう(大サービス、笑)。
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Comments
センセイ、しつもーん( ̄▽ ̄)/
「妖」は一字のときなんと読めばよろしいのでしょうか?音読みで「よう」、古い表記で「えう」というのはわかりました。
モノノケ?
アヤカシ?
バケモノ?
タイトルを最初「アコギ(アコースティック・ギター)かリッパ(-・ベース)なのか」と思い
『( ̄▽ ̄)音楽の話題だー』と勘違いしたワタシは学生時代、授業の行われる校舎でめったに見ることのできない「妖」扱いされていましたー。
え?専攻は日本語ですよー。国語じゃありませんよー。だから漢字読めなくてもいいんですよー(なこたーない)。
Posted by: koolpaw | Mar 12, 2006 at 15:09
koolpawさん、こんにちは
「妖」を畠中さんは「あやかし」と読むんだそうです。私は確定申告を途中で投げ出し、外へと飛び出すところです。私の専攻は「整理学」ではないのだ(笑)。では、風が酷いようなので、マスク「妖」と化して行ってきます。あとはよろしく。dより
Posted by: dawn | Mar 12, 2006 at 15:17
「百万の手」もよかったですよ。あとは「ゆめつげ」しか残ってない・・。
Posted by: Jin | Mar 13, 2006 at 22:52
Jinさん、おはようございます。
そうですよね。そのつもりでいます(笑)。dより
Posted by: dawn | Mar 14, 2006 at 09:06