ドラッカー氏死去
Peter F. Drucker氏(95)が11日、米ロサンゼルス近郊のカリフォルニア州クレアモントの自宅で亡くなられた。95歳であった。その間、多くの著書を残した。私も随分と読んだものだ。
「The New Realities(新しい現実)」(ダイヤモンド社、1989年7月31日初版発行)のなかで、「社会的機関のうち、社会全体について、自らの責任を負っていると考えるものは、一つとしてない」と云う箇所がある。それから20年近くが経ったが、マスメディアも含め日本の社会的機関はDrucker氏が当時考えた状況から何ら変化していない。新しい現実は何処。
「平均的男は、行き先を問われることで一生をおえる」と云うジョークがあった。「まずは母親に、次に細君に、そして、最後は弔問客に」なんてところだったと思う。Drucker氏が結婚していたとしたら、細君や弔問客だけでなく、世界中の経営者からも問われ続けた訳だ。しかし自身の行く先ではなく、社会全体の行く先を。ご冥福をお祈りする。
さてと、私には誰も問わないが、私の行く先を話そう。間もなく山形まで行かねばならない。またまた結婚式なのだ。亡くなる方もいれば、問われることの多くなる人もいる。まァ、結局は「行く河の流れ絶えずして…」なのかな。
李白の詩に「歳落ちて衆芳歇み 時は大火の流るるに当たる 霜威 塞を出でて早く 雲色 河を渡って秋なり 夢は繞る辺城の月 …」(大火=大火星の意)と云う旅の歌がある。今まさに秋、我々は行き先の判らない旅を続けているのかもしれない。
次は「西の善き魔女7」を書かなくちゃ。外伝は感想を書かないつもりだった。でもね、第一章が「秋の異変」だし、何だか宝塚風でもないので、少々ご紹介しようかなと思っている。それと、「ネクロポリス」は何に似ているか、と云うご質問があったような覚えがあるのだが、これはフランスの民話、例えば「フィアンセの亡霊」などを複合したものに似ているのかな。自信はない。
では、そろそろ出掛けることと致します。
| Permalink
|
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- やんごとなき読者(2009.09.21)
- ミストボーン(2009.09.22)
- 「なか見!検索」(2009.09.13)
- 季節柄(2009.08.16)
- マチともの語り作品集(2006.04.02)
Comments
はじめまして、TBさせて頂きました。当方の手違いで重複してしまいました。お手数をおかけして申し訳ありませんが、削除をお願い申し上げます。
誠に失礼いたしました。
Posted by: Flamand | Nov 13, 2005 at 19:29
Flamandさん、はじめまして。
TB有難うございました。私もよくTBやコメントを重複させてしまいます。特にTBについては、ココログの調子がおかしいことがありますね。では今後ともよろしく。dより
Posted by: dawn | Nov 14, 2005 at 11:17
dawnさん、こんにちは。
私が印象に残るのは学生時代の「断絶の時代」でした。
授業でダイヤモンド社石山四郎氏の講演を聴きました。
彼が「断絶の時代は近未来を語っている本ですが、売っている私達が当書が語る近未来を理解できず、
こんなに売れるとは思わなく、増刷を重ねる結果になってしまいました」とジョークを言っていたことを思い出します。
Posted by: 高円寺 | Nov 14, 2005 at 17:54
高円寺さん、こんにちは。
ドラッカーは、その時々の近未来を語っていましたね。読む方が追いつけないと思わせたのが、長年に亘って多くの人に読まれた理由でしょうか。dより
Posted by: dawn | Nov 15, 2005 at 10:36
dawnさん、こんばんは
(またまた「なんだかなー」という文章?になりまして・・)
実は、拙者(三成21)が「アーバン・ブランド・イノベーター」を名乗る「切っ掛け」は、ドラッカー氏の「イノベーターの条件」を「見た?」からであることを、この場をお借りしまして、ご報告(告白)いたします。
いずれにしましても、「見た」であり、とても「読んだ」とは申せません。(まあ、言い訳にもなりませんが、同書を昼休みに立寄った北区の消費者センターで手にしたことと、難しいフレーズに出会うと、直ぐに「考え込む」癖も関係していますが・・)
それでも、拙者なりにドラッカー氏の「日本に対する物凄い洞察力!!」という印象と衝撃は感じました。
とにかく、日本人のドラッカー人気」は根強い様ですね。その上、たしか・・同氏をして「イノベーター=変革者」のみならず「とても、語りつくせない・・」と言わしめた!?にも拘わらず平気で「我田引水」「唯我独尊」「自画自賛」とばかりに「アーバン・ブランド・イノベーター」を自称する拙者(「三成21」)は、以下のことを彷彿しました。
その一
真剣勝負をモットーとする「某空手集団(組織)」の猛者二人(五段と六段)がアメリカ○○支部を指導に訪れた。しかし、現地人で大男(八段)の支部長は「金まみれで横柄」と道場生には極めて不評。そこで、猛者二人が、実力で大男の支部長を「叩きのめす!」というシーンです。(これは、たしか・・梶原一騎氏の劇画「男の星座」にありました、当然、の事ながら私は「横柄な支部長」の役・・)
その二
同じく、梶原一騎氏のプロレスをモチーフにした・・(「また、マンガ?」「いえ、実録の劇画です(笑))
本場である米国プロレスラーのリングネームは「一種のハッタリ」もあるようですが、時として実力者が居て「プライドを誇示」することもあるようです。劇画のシーンでは「グレート・○○」と名乗る新進レスラーが登場し、同じく「グレート」を冠とする「体中が傷だらけの豪腕レスラー」が本気で「叩きのめし」にやって来ました。結果は「先輩のグレート氏」が、新参者の実力を認め「グレート」と名乗ることを許しました。しかし、拙者の場合は「グレート=イノベーター」と置き換えれば、「マーケティング」や「ブランド」や「都市開発」や「街づくり」を生業とするプロ集団の方々の逆鱗に・・と「内心、戦々恐々・・」とする筈もありませんが・・(アホッ・・いい加減にせい!)
その三
その昔、都知事選挙では「○○聖徳太子」を名乗る立候補者が登場しました。(拙者は「面白い!」と思いましたので一票投じましたが・・「ホント?」「えっ・・いや、確か、三十年近く前のことですので・・まあ、この際、その方が・・「無○」と思いますので、そう、突っ込まないでください。」)
その異色の候補者が後に、雑誌インタビューに登場し、「聖徳太子」を名乗ることは「某○翼の大先生」の公認を頂戴している。と、述べていました。(対する、拙者の場合は「詐称では無い」にしても・・少なくともバックには誰も存在しません(「三成21」然り)・・これは、果たして「勇気!」それとも「井の中(これは認めます!)の蛙!」すなわち「蛮勇?」)
(「はははっ・・、相変わらず、騒々しい方ですなあ・・」「いやはや、御もっとも・・「一宿(dawn)一飯(コメント)」の恩義を感じつつ、今夜はこれにて、失礼致します。」)
Posted by: 三成21 | Feb 04, 2006 at 23:19
グレート=イノベーターさんこと三成21さん、こんにちは
ドラッカー氏から、こんな話になるとは恐れ入りました(笑)。dより
Posted by: dawn | Feb 05, 2006 at 13:41