« 「死のサハラを脱出せよ」 | Main | 「オデッセイの脅威を暴け」 »

「デルフィニア戦記」Ⅳ-3

■茅田砂胡氏の「デルフィニア戦記」第Ⅳ部 伝説の終焉3(中公文庫、2005年5月25日初版発行)

忙しくなるとは思ってた。予想通りの進行で。まァ、「明日できることは明日やろう」なんてことするから、仕事が溜まるんだな。夜明け前の闇が最も暗いなんて言ってたら、真っ暗闇じゃありませんか(笑)。てなことで、またまた現実逃避の本のご紹介。イライラ終焉直前に出ました「デルフィニア」。これには助かった。陰鬱な待機時間を幾分なりとも緩和してくれました。ポケットから取り出してはニタリニタリ。惜しむらくは短過ぎ。ちょっとづつでもすぐ終わる。

ところで、今朝からMyblog listが落ちている。困ったな。別途ブックマークしておけばよかった。

さてさて、デルフィニアはどうでしょう。リィはまだまだ完全じゃない(前回参照)。「いいや、真っ赤なの(薔薇)がいいな。見ていたいんだ」なんてね(不思議でしょう)。そんなときにデルフィニアは、スケニア、タンガ、パラストに加え、スケニア先住民族に陸海から襲われる。何だか大変なことに相成りましたよ。今までの話はどちらかと言えば小競り合い。今回は結構な戦争状態とも言える。

de03「ほとんどの戦争や野戦が、死活を賭けた闘争、すなわち少なくとも戦い合っている者の一方があらゆる手段によって最終的勝利を得ようとする闘争によりも、監視状態に似ている」(Karl Von Clausewitzの「戦争論」、岩波文庫)とか経済に比較するような戦争ではなく、完全な殴り合い的戦争ね。なに、時代が時代だしね(とは言え、時代は不明、笑)。

しかしね、普通は「戦略的諸概念は、量的ではないとしても、演算されるものである」(Andre Glucksmannの「Le Discours de la Guerre(戦争論)」、雄渾社、1969.8.15発行)はずなのだが、ウォル・グリークにかかると、「敵がどれほど強大であろうと打ち破らなければならない」なんてことになるんだな。イヴンも活躍するし、やっぱりリィも活躍するが、最強のスケニア先住民族も敵方だし、結末はどうなるのやら。

それにしてもだ、ウォル・グリーク。「デルフィニアの王妃が口癖みたいに言ってることだが、あいつは『変な王様』なんだよ」だとさ。王も王妃もお仲間もみんな変な奴ばかり。要するに『変な物語』なんですな。この本は。変じゃないのはペンタスの高級娼婦たちくらい。「男あしらいに長けた彼女たちにとって、遊び慣れていない田舎者の心を読みとることなど、赤子の手をねじるようなものなのだ」よ。勤勉な青少年の皆さん、いやいや勤勉な中高年の皆さん、十分にご注意を。さてと仕事に戻ろうかな。

|
|

« 「死のサハラを脱出せよ」 | Main | 「オデッセイの脅威を暴け」 »

Fantasy」カテゴリの記事

Comments

勤勉な中高年の域に達しているかもしれない私です。忙しいですね、この時期は。

>明日できることは明日やろう
羨ましいです、その考え方・行動規範。私なんかは数日後にやるべきことがわかっていたら三日前には片付けてしまうタイプでして。

さて、Myblog listの件ですがご承知かもしれませんが、「ドメインの有効期限」が切れてしまったという初歩的かつ何ともいえない理由らしいです。21時になって運営会社は、そうではないと告知しているようですが、ちょっと遅い情報開示かなとも思います。運営会社の社長とそれなりの関係ではあるのであまり苦言を呈することもできませんが。

本当は今回のMyblog listや価格.comの件で私なりに思うことをエントリしようかなと思っていたのですが、会合が長引いたため、もう今日は店じまいと致します。眠いです、この時期は。

以上、まったくデルフィニア戦記と関係の無いコメント内容ではありますがご容赦をば。

Posted by: 小島愛一郎 | Jun 01, 2005 at 23:09

小島さん、おはようございます。
Myblog listは少々お粗末でしたね。listを移行させないといけないなと思いつつ、なかなか実行できない状況です(苦笑)。dより

Posted by: dawn | Jun 02, 2005 at 09:06

dawnさん、おはようございます。

今しなきゃいけないことやしておかなければいけなかったことをやるので手一杯ですね。
かっこよく言えば、「迅速で柔軟な即時対応」、みもふたもないいいかでは、「場当たり・自転車」が習い性になってしまいました(爆)

Posted by: Jin | Jun 02, 2005 at 09:10

jinさん、おはようございます。
「迅速で柔軟な即時対応」とは良い言い方ですね。多分、我々にはこれしかないのかも。いつも何かに追われているんでしょうね(笑)。dより

Posted by: dawn | Jun 02, 2005 at 10:25

>明日できることは明日やろう
大賛成です。
けれど私の場合は、3日前に3日後でいいや、1週間前には1週間後でいいや、10日前には・・・・・・と考えた仕事が重なり、なんとか明日に延ばせないものかとなってしまいます。そしてまたその明日になると・・・・・・です。(^^;

Posted by: 高円寺 | Jun 02, 2005 at 10:27

高円寺さん、こんにちは
基本的に同じ穴の何とかですね(笑)。何はさて置き早く「酒秘義務」契約下、飲みに行くのがいいのではないかと思うのですが、如何でしょう(笑)。dより

Posted by: dawn | Jun 02, 2005 at 12:24

はい、近いうちにぜひ。
来週Oさんと夕方お会いしますが、既契約の包括的「酒秘義務」を遵守するようにいたします。(^^;

Posted by: 高円寺 | Jun 02, 2005 at 15:37

( ̄□ ̄;)
要するに「飲もう」「うん」と・・・。

なぜ酒飲みの人々はそんなに好きなら一人で飲まないのか、必ず人を誘って(たとえそれがオレのように飲まない人間であっても)飲むのか、罪悪感を『こいつも飲んでし』でまぎらわそうというのだろうかと常々疑問でしたが。

冷静に考えたら一人で黙々と飲む人たちはアルコール依存症かアル中ですね。

Posted by: koolpaw | Jun 03, 2005 at 06:47

koolpawさん、おはようございます。
一人で飲むときは本(著者=人)が相手、複数で飲むときは酔いどれ(=一応、人かな、笑)が相手。いずれにせよ、人と飲むんですね(笑)。dより

Posted by: dawn | Jun 03, 2005 at 08:59

私もdawnさんと同様で、一人で飲む時は本が最高のつまみであり相手です。以前、行きつけの居酒屋の隅で、浅田次郎を読みながら飲み、つい涙を拭いていると周りの客から白い視線が・・・・(^^;;;)

Posted by: 高円寺 | Jun 03, 2005 at 09:53

高円寺さん、こんにちは
浅田次郎氏はそうですね。泣かすの上手いんだ。と云うことで、「天切り松 闇がたり」4を買ってあるのですが、まだ行き着けず。dより

Posted by: dawn | Jun 03, 2005 at 11:15

dawnさん、こんにちは。

なぜに私はこの時期こんなに忙しいのでしょうか。このままでは「今日やらなければならないことを明日に」回してしまいそうです、爆。
今日一日くらい、ちょっと息抜きでブログをば。

Posted by: あざらしサラダ | Jun 04, 2005 at 15:03

あざらしサラダさん、こんにちは
息抜きは大事ですよね。私も本日の仕事はこの辺で切り上げようと思っていたところです。「今日できることは明日出来るかもしれない」なんて思いながら(笑)。ではまた、ご連絡申し上げます。dより

Posted by: dawn | Jun 04, 2005 at 16:05

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46565/4368052

Listed below are links to weblogs that reference 「デルフィニア戦記」Ⅳ-3:

« 「死のサハラを脱出せよ」 | Main | 「オデッセイの脅威を暴け」 »