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「米国ブログ読者数」

■1/5 nikkeibp. mail 夕刊 「米国ブログ読者数、9カ月で6割増の3200万人

「米国の非営利調査機関Pew Internet & American Life Projectの調査によると、2004年11月時点における米国のブログ読者数は3200万人に達し、同年2月から58%も増加」(上記記事から抜粋)したのだそうだ。以下、感想である。

実は昨年の今頃、私は「weblogなんてたいしたことはないよ、特殊な人たちの道具じゃないか」と言っていた(ごめんなさいね。某社マルチメディア局長さん)。しかし、春先頃からどうもこれは違うなと感じ、8月にはちょっと自分でもやってみないといけないな思った。それでも、この形式については多くの疑問を感じていた。また、戸惑う人が多いのではないかとも思っていた。

しかし、日本に於けるブログ読者数そのものはよく判らないが(参考:ホットリンク/内山氏による「一日当りの日本のブログの総閲覧数」)、周囲の方々と話をしていると(業種柄かもしれないので、割引く必要はあるが)、日本に於いても相当の勢いで伸びているのではないだろうか。河村智洋氏の言うように「コミュニケーション・ストレスを回避したい方々はmixi型に移行する」のかもしれないが、基本的にはblog形式が今後も伸長していく可能性が高い。私はコミュニケーションの基本は相対だと思っているが、より多くのhuman knowlegeの融合を図る(もしくはコミュニケーションの端緒となる)道具としてはblogも結構優れていると思うようになった(半年間でやっと変節。遅いかな、笑)。

但し、あくまで道具は道具である。融合の方向を考えるのは「人」であり、最終的には自らの意思と感覚を使って利用していかなければならないだろう。便利だからといって道具に全ての編集を任せる報道機関(こんなところが出てきたらの話だが)なんて以っての外だと未だに思っている(古いのかな、笑)。

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Comments

>但し、あくまで道具は道具である。融合の方向を考えるのは「人」であり、最終的には自らの意思と感覚を使って利用していかなければならないだろう

オラもそう思うだー。
( ̄▽ ̄)

ブログとかSNS、RSSつっても確かに便利は便利だし今後もっと普及・定着はするとは思うけど、基本的なことはインターネットができたときと変わっていないし、譲歩してもWWWブラウザーによるネットのGUI化の頃と状況は変わってないと思いますー。要は使う人だと常々思っておりますー。

Posted by: koolpaw | Jan 06, 2005 19:57

koolpawさん、こんばんは
そうか!私もそんなに古くないのかな(笑)。嬉しい。dより

Posted by: Dawn | Jan 06, 2005 22:42

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