NHK問題(6)
「NHK番組改変問題」は、NHKと朝日新聞との間で泥沼化しつつある。朝日新聞の記事も如何にも疑わしく感じられるが、NHKも、海老沢会長を長とする「コンプライアンス(法令遵守)推進委員会」(弁護士事務所に外部窓口を設置しているとしても)が調査や適正化施策を推進していることが極めて不自然に思われる。第三者に客観的な調査をさせないと、真実なのかどうか本質が見えてこないのではないだろうか。
しかし、週刊新潮(1月27日号)の『「魔女狩り」大虚報』を読んで、以下の部分が本当なら、朝日新聞の姿勢を流石に疑いたくなる。筒井康隆氏の「断筆宣言」事件に関する記載部分の一部を抜粋すると、『「本田氏(dawn注:朝日新聞/本田記者=NHK番組改変問題の記者)はこの問題について朝日の紙面で筒井氏にインタビューを行った。…(途中省略)…筒井氏が“小説が、タブーなき言語の聖域となることを望んでやまぬ”と書いているのに対し、本田氏が“作家は特権階級ですか”と食ってかかる場面があった」(同)=(dawn注:朝日の同僚記者)』となっている。
もし、この記載が事実であるならば、この記者は、ご自分を何だと思っているのだろうか。作家は、例え有名であろうと、作品(作品に対する批評・批判は当然ある)以外の部分では一般私人である。逆に、新聞記者は第四の権力とも言われるマスメディアの看板の下、その権力の一部を行使している立場である。そのような立場の記者が、自分の気に入らない思想・表現をした私人に対して、インタビューの中で「その思想・表現が問題だ」と決め付けたような批判をするとすれば、それは自分の立場を考えていないとしか言えないのではないだろうか。
私は筒井康隆氏の作品のファンである(ファンだから少々興奮気味かな、笑)。それは別として冷静に見ても、また、繰り返しになるが、この記載が真実ならば、このような記者を雇っている新聞社の姿勢を疑わざるを得ないのではないだろうか。
【追記:朝日新聞は週刊新潮の広告掲載を拒否していたんだ。⇒Yomiuri On-line「朝日新聞が週刊新潮の広告掲載拒否…NHK巡る記事で」 (参考)読売新聞の広告問題】
【追記:朝日新聞は結果としてNHKを利することをしているように思われる。】
<NHK関連>
NHKの不祥事を読んで
NHKの不祥事について(2)
NHKの対応
NHK問題
NHK問題(2)
NHK問題(3)
NHK問題(4)
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「問題提起」への返信
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