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宮城谷昌光氏の「三国志」(2)

■宮城谷昌光氏の「三国志」第二巻(文藝春秋)

現実にふれるのを恐れつづけた桓帝(第十一代皇帝)によって、後漢はその耳目を失い、幼稚さを払拭できない霊帝(第十二代皇帝)によって、その権威を失う。まさに後漢は社稷そのものの腐蝕のもと、寄生虫の如き宦官の強権を招き、ついには天命を失っていく。
黄巾の賊に天下が饗応し京師が揺さぶられる。激動への予感のなか英雄たちが次々と生まれる。「このうねりの下に、まだ幼童にすぎない曹操、孫堅、劉備がいる。」、また「英雄の生年はふしぎに近づきあうのか、」諸葛亮(孔明)、孫権が生まれる。徐々に描き出される夫々の性格、淡々と語られる後漢の断末魔のなか、権謀術策、剛勇無双な三国志の世界へと既に心は飛んでいく。

今回、宮城谷氏としては面白い表現を見つけた。劉備についてであるが、ここでは書かないことにする。

「三国志」第二巻
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<参考>
「三国志」第一巻
「三国志」第三巻

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