プロ野球のスト後の話
昨日、米国人と飲んでいて面白いことを聞いた。ご存知の方もいるとは思うが、興味深い話だったのでご紹介する。
彼によると「大リーグのストの後、大リーグファンから球団及び選手に対し多くの訴訟が起こされた」そうだ。彼が「どんな訴訟だったと思う」と聞くので、私は「野球を見る権利を奪われたことに対する訴訟か」と答えた。彼は笑いながら「そんなgrandioseな話にしないでくれ。米国ではありそうな話だが。」と言って、次のように話してくれた。
「アメリカ人にとって野球はストレス発散の場だ。これが奪われるとどうなるか。
旦那は家庭内でイライラがつのる。決まってるよね。家庭内で諍いが起こる。
結果、大量の離婚が発生。
当然、奥さんから旦那に慰謝料をはじめ子供の扶養手当等も含め多額の請求がなされる。
大リーグファンの旦那たちは払えない。よって、大リーグのストが原因だと言って訴訟を起こした訳だ。」
まるで「風吹けば桶屋が儲かる」的訴訟でした。
そのあと多くのファンが訴訟に勝ったから選手は二度とストは起こせなくなったそうだ(ほんとかね、笑)。
球場に応援に行かないファンばかりの日本はどうなるのだろう。
ひょっとすると選手会の弁護士さんは二度おいしいってことになるのかな。
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Comments
はじめましてトラックバックありがとうございました。それにしてもアメリカらしい話ですね。軽いブラックユーモアがあって、和みそうです。しかし、実際プロ野球好きのお父さんたちは日本でもイライラしているわけで…。ファンのことを考えればもうストはできないでしょう。選手会の次の一手はあるのでしょうか?
Posted by: ガ島通信 | Sep 18, 2004 22:02
こんばんは。
ストの件については、とりあえずTB返しのみで。(笑)
テレビにとって変わる新たなメディアについては、もう少し考えをまとめてから提言にまで踏み込んだ記事を起こしてみたいと考えています。
Posted by: あざらしサラダ | Sep 18, 2004 23:55
おじゃまします
>まるで「風吹けば桶屋が儲かる」的訴訟でした。
ぎゃははははは マジわろた。
そういう風に、自分達自身をを笑い飛ばせる一種の自浄能力がある点が、やつらはすごいですよね。
それ本当に、金と手間かけて訴訟おこしたやつもいそうってところがポイントなおばか話(爆)座布団2枚やってくれい
おじゃましました。
Posted by: koolpaw | Sep 22, 2004 14:31