ミストボーン

先週までは読みたい本が出ないと騒いでいた。来る時は来るもので、「戦慄のウイルス・テロを阻止せよ!」、「三国志第八巻」、「ミストボーン3」、「アルサラスの贖罪1」は出るわ、図書館に予約しておいた「妖怪アパートの幽雅な日常6、7、9」(8が来ないところがなぁ)は来るわ、その他諸々が一遍に来るわで、読みかけの本をどうしましょうてことになりました。しょうがない(嘘ばっかり、笑)ので、今朝出掛ける前に「ミストボーン3」に手を出した。結局、読んでしまって、約束の時間に遅れるし、焦っているので忘れ物はするし、散々な目に遭いました。そんな訳で(何の訳やら)、Brandon Sandersonの「MISTBORN:THE FINAL EMPIRE(ミストボーン)」(金子司訳、ハヤカワ文庫)を紹介することと致しましょう。

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やんごとなき読者

前回の「天岩野戸の研究」で、dawn libraryの記事が500になっていた。記念して、本の紹介ブログに相応しい本を選ぼうと思います。宮城谷昌光氏の三国志第八巻も出ましたが、やはり八巻目ではね。そう言えば、「ミストボーン」の最終巻も出ましたね。でも、まだ読んでおりません。色々と考えた結果、Alan Bennettの「The Uncommon Reader(やんごとなき読者)」(市川恵里訳、2009年3月20日発行、白水社)にすることといたします。この本は余裕があれば原文で読んでみたい本です。もし、皆さんも読んだなら、作中のノーマンやハッチングズを気取って、「いかがでしたか」と訊ねてみたいところです。ノーマンの性癖とは全く関係がございません。念のため。

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天岩屋戸の研究

軽い気分で出かけたら、帰り着いたのが6時半。なかなか時間の掛るお仕事(?)でした。さて、「なか見!検索」で書いたように続きを書くことと致しましょう。田中啓文氏の「私立伝奇学園高等学校民俗学研究会」シリーズをばご紹介。「田中啓文はジャンル作家である」と解説(大矢博子さん)に書いてある。また、『ジャンル作家であることはまちがいありません。でも、どのジャンルに属するかといわれると、たぶん、どのジャンルからも「おまえは来るな」と言われるでしょうね』との本人のインタビューが引用されている。まァ、そんなことは別として、私は勝手にFantasyにしちゃいます。何故かって言われてもねぇ、シリーズ2冊目「邪馬台洞の研究」の解説で真中耕平氏は「何でもありかよつ !!」と書きながら、Fantasyが抜けてるからでした(単なる天邪鬼、笑)。

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「なか見!検索」

大沢在昌氏、宮部みゆきさん、京極夏彦氏の全作品の一部が、明日からアマゾンで立ち読みできることになる(「なか見!検索」サービス)と日経が報じている。日本では2005年11月に同サービスを開始したようだが、人気作家の文芸作品では例がなかったと書いてある(既に同サービスの付いている方に失礼な書き方のような気もするな)。出版社16社が共同で参加するとのこと。そう言えば、数ヶ月前に某出版社から、Google社との和解参加に関するお知らせが来ていた。書籍も急速に電子化に向かっていくのだろう。私は本屋で背表紙を見ながら本を探すのが趣味なので、寂しい気持ちにはなるァ。

出掛けるまでに少々時間があるので、「天岩屋戸の研究」でも紹介しようと思っていたのだが、ついつい何冊かの「なか見!検索」を見ていたら、時間がなくなった。続きはまたと言うことで・・・

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魔法の館にやとわれて

スープはなかなかに良い味だった。仕事を再開いたしましょうとは思ったが、お腹がいっぱいで働く気になりませぬ。困ったことです。外には秋の虫。風流なことだ。酒は「南」があるし、飲んでしまうと云うのも好いかもしれません。あ、そうだ。9月だよ。宮城谷昌光氏の「三国志 第八巻」が、今月発行されるのだった。昨年の「三国志 第七巻」を紹介していないのが気掛かりだが、今の私は第一系列の世界辺りまでずれている。どうも、曹操が魏王になったなんて話をまじめに紹介できそうにありません。第八巻と一緒に紹介することとして、ここは一つ、Diana Wynne Jonesの「クレストマンシー」シリーズへと行ってみようじゃありませんか。

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