« 8月30日の特別講演 | トップページ | 著作権ビジネス構造分析 »

著作物か商品か?

映画「スターウォーズ」のキャラクター、ストームトルーバーのヘルメットは著作物か?

イギリスの最高裁は、このヘルメットは実用的な商品と解釈、ヘルメットのレプリカの販売は著作権侵害にあたらないとした(2011年7月28日シネマトゥデイより)。

芸術性の判定は難しい。ジョージ・ルーカス監督は怒っているだろうな。

因みに、日本の著作権法では、著作物とは以下の通りである。

・著作権法でいう著作物とは「人が頭を使って創作した成果」のことです。同法2条1項1号では、著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲(いわゆる文化の範囲)に属するものである」と定義されています。

・「思想又は感情を創作的に」というのは、「人の考え方や思いであり、何らかの個性が表れていること」です。事実の羅列、産業上の範囲に属する技術的、実用的なものではありません。要するに、単なるデータなどは著作物には該当しません。

・また、「創作的に」ということですから、単なる模倣は著作物に該当しません。

・「表現したもの」というのは、「頭の中にあるアイデア自体を保護するのではなく、考えや思いを“表現”したものを保護するということ」です。従って、ゲームの進行などの構想だけでは保護されません。逆に、構想は同じでも表現が違えば創作することができるということです。

・「文化の範囲に属するもの」ということですから、産業の範囲にのみ属する工業製品などは、保護の対象から除かれます。

|

« 8月30日の特別講演 | トップページ | 著作権ビジネス構造分析 »

著作権」カテゴリの記事

コメント

勉強になりました。o(*^▽^*)o

投稿: シナ | 2011年7月28日 (木) 18時09分

イギリスだと、そんな判決になるのですね!

投稿: めいこ | 2011年7月28日 (木) 18時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 著作物か商品か?:

« 8月30日の特別講演 | トップページ | 著作権ビジネス構造分析 »